銀座コリドーというナンパスポットの闇
こんにちわ。ゆーさんです。
1ヶ月ほど前に東京に繰り出した際、友達に誘われて銀座コリドー通りに行ってきました。東京にこんなスポットがあったとは!!
※銀座コリドー通りとは?
20~30代の男女がひしめき合う超絶ナンパスポット。メンズは大手商社やメーカーなど、ハイスペックなサラリーマンが多い印象。金曜日の夜はものすごい人の数でものすごいことになっている。
僕は友人二人と3人でコリドー街に突入しました!
異様な男の数と公然とナンパが繰り広げられている光景は新鮮そのもの。
HUBなんかは大阪でも店内で割とみんな声を掛けたりしてますが、ここはもう店の前の通りで声かけまくりです。
女性陣もそういう場と理解した上での通行のため、ナンパを断るにしても、そこには”拒絶”ではなく優しい受け応えが存在している様子。むしろナンパされに来てる女性も多いでしょう。
そしてせっかくコリドーに参上したということで、当然だれか飲み相手を見つけることに。しかし友人二人は自ら切り拓いていかない。ここは社内パワハラコミュニケーションで培われたメンタルの強さで僕が先陣を切ることとなりました。
とはいえ
この通りに入ったわずかコンマ数秒。僕は気付いていた。
このコリドー街、中途半端なナンパで結果が出るようなフィールドではない。
周りでは熟練者達が熟練した技でナンパされ熟練ウーマンたちを熟練している。
そう、つまり、「おまえがいけよ〜いや、おまえが」とかやってるようなダサメンズが結果を残せることなど無い。周りを見れば、いい歳をしたサラリーマンが高校生のように格好をつけて座りこんだりしている。ちがう。斜に構えた時点で負けだ。
躊躇いは不要。
友人AB「たのんだ」ぼく「まかせろ」
武器を入手するべく僕はコンビニにダッシュし、戦場へと戻るとともにすぐに3人組に後ろから声をかけた。
「コンバンワー!あのっ」
女性陣「(きたか)」
「バナナ落としましたよ?(房)」
女性A「ばななっ!?ww」
ぼく(ちょろい)
どこかで見かけた付け焼刃テクニックが一人の女性にクリーンヒットしてくれた為、後は便乗フレンドが「一応中身確認して!」と言いつつバナナを剥くだけで笑ってくれました。優しい。
しかし、我々は気付いた。かわいくない。
恐縮ながら僕たち3人は面食いである。最大級にオブラートに包みながら、この一期一会を終幕させるべく方向転換を行う。
ぼく「実は関西から来てまして・・・オススメのお店しらない?」
女性B「あるよ!いこうよー」
我ら(!?)
ぼく「もう終電の時間だけどまだ飲むの?」
女性B「今日は朝まで!」
我ら(!?)
ぼく「実はおれらめちゃくちゃ面白くないんです。だからとりあえず30分・・・いや、1杯お試しで飲んで頂けたら!」
女性C「じゃあ2時間いこ!」
友人A「いやー今日はやめとこ!やめたほうが良いよ!俺らとは!」
ということで、 解散に至った。最低の友人である。(なすり付け)
なお、東京在住の友人が(一応)連絡先を交換し、一期一会は次の機会への吊り橋がかかったのだった。
友人A「いやいや」
ぼく「次はおまえらのターンだ」
友人B「おれはむりだ!」
というやり取りをしている内に、割と可愛い感じの3人組が横を通った。
もはや投げやりで「バナナ食べる?」と声をかけ、とりあえず一緒に飲んでくれることに。
友人2人が急に元気になり、軽く飲んだあとは朝までカラオケにいって楽しく歌って解散しました。
完
銀座コリドー。
観察していると、様々な光景が見れるのだ。
男性陣も、午前1時を回るとだんだん血迷い始める。
「そこいくの!?」という、普段なら決して攻めない領域に手を出し始めているのだ。君たち、普通にもっとモテるでしょ、と!
もはやコリドーに繰り出したからには何か実績を残したいのだろう。そう、コリドーとは魔の境地。滞在すれば滞在するほど正常な判断力を失っていくのだ。
しかし、ちがうだろ。
そして女性陣も非常に楽しんでいる様子が見られる。
非常に言葉が悪いが、普段はあまり相手にされないであろう方達が、猛烈にチヤホヤされているのだ。
すごく楽しそうなので、銀座コリドーは禍々しくも素敵なスポットなのだと思う。
しかし、”遊びたい”というその狂気が垣間見える。なんかすごい。
バイタリティいっぱいの男性と、ちやほやされたい女性はコリドーに集えば良いと思いました。