Raise your standard!

ライスタ(Raise your standard!)

一緒に物事の基準を上げていきましょう。読めば元気になるブログ。

抱え込んでしまう人は仕事で詰む

こんばんは。ゆーさんです。

業務上、自分がボールを持った状態でタスクを抱え込んでしまう人は詰んでしまう。手が回らなくなり、全て後手に回り、パンクしてしまう。

分かる人から見れば当たり前の話なのだが、当人は頭のどこかで理解しながらも後回し癖が治せず苦しんでいることが多い。あるいは、自分で過酷な状況を作り上げていることに全く気付いていない場合もある。

簡単な例として、アポイントの調整を挙げてみる。客先とのアポイント調整の必要が出てきた時に、(更に、上司を交えたアポイントとなる時、)抱え込み癖のある人(以下、抱え込みマン)はその時点でものすごい心理的葛藤と抵抗を抱く。

(どの日程が良い?!どの時間帯が良い?!)

(他のスケジュールも不確定だ…)

(あの人は少し苦手だ…!)

(さあ、アポイント調整しないと。その前に…)(丁寧に申し入れしないと…)

と、些細な葛藤をいくつも抱き、結果的に即行動をしない。

一方、できるマンはすぐに動く。不確定要素があっても仮置きで動く。メールのみではなく当然電話も使う。

アポイント調整はThe earlier the betterの典型例で、抱え込めば抱え込むほど候補日時は削られていき、「調整まだなの?」という不満も出て来やすい。何より、自分自身にも多大なプレッシャーがかかってくる。そしてそのプレッシャーは遅れれば遅れるほど大きくなるのだ。

結果、アポイントを調整するというタスクレベル1Pointのタスクが、気づけばタスクレベル10くらいに成長し、自分を苦しめる結果となる。

 

エントロピーは増大する。

抱え込みマンはちょっとしたことを大量に抱え込み、タスクが無秩序に増殖していく。後回しによって重く複雑化したタスクを整理しきれず、常に追われている状態になってしまう。

その結果、ものすごく普通の簡単な業務でさえ、忙しい中での対応となり、負のスパイラルに陥ってしまうのだ。

 

と、極端な抱え込みマンも実在するが、人は誰しもその時その時で抱え込み癖、後回し癖を発揮するものだ。その割合が高い人は要注意で、少し意識して"すぐやる"癖を作ると、驚くほど業務レベルが改善し、時間も生まれてくる。

 

かくいう私も昔は抱え込みマンであった。後回し癖が変な形で身についてしまっていた。

そこに気づいてから即行動を意識することで、たくさんの無駄な時間を手放すことが出来た。

 

"すぐやる"ことのパワーは即効性がある。

実践あるのみなので、心当たりのある人は是非心がけてみてほしい。

 

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