「めんどくさい」という気持ちを掘り下げてみた。
こんにちは。ゆーさんです。
今回は「めんどくさい」という気持ちを掘り下げてみました。
面倒くさいって何だ?
めんどくさいって何だろうか。簡単に言えば、私は「あらゆる”嫌”の集合体」だと思っている。
普通は「歯を磨くのが面倒くさい」とか「出かけるのが面倒くさい」の様な”行動”の面倒臭さを指したり、「恋愛が面倒くさい」「こいつ面倒くせえ」等の抽象的な場合もある。
小っちゃな嫌の集合体。
では、”面倒くさい”の裏側には何があるのだろうか?それは、
「~~が嫌だ」「~になったら嫌だな」という、”嫌なこと”を避けたい気持ちである。
人は嫌なことを出来るだけ避けたいのである。そして、出来ることならそのまま回避したいが、まずは後回しにしがちだ。
具体的にどんなこと?
例えば、お店のセッティング。(社内の飲み会やコンパ、同窓会等...)
私はお店のセッティング自体は嫌いじゃないが、やはり面倒くさい。その裏側にある気持ちとしては、次の大分類に分かれる。
・探すのが面倒くさい
・人の好みに合わせるのも面倒くさい
・予約するのが面倒くさい
では、それぞれを掘り下げていく。
というか、それぞれに共通していることがらもあるので、纏めて書く。
・他人に店のチョイスについて文句を言われるのが嫌だ
・細かいこと気にしないといけないのが嫌だ
・お気に入りのお店が予約いっぱいだったら嫌だ
・誰かと遭遇してしまったら嫌だ
・自分がチョイスしてごはんがまずかったらいやだ
・こんなことに時間を割くのが嫌だ
と、書き出してみたら色々出てきたのだが、とにかく嫌なことが色々ある。
あと回しにしてみると、結局あとが苦しい。
で、面倒くさいから例えばお店予約を後回しにしてしまうと、後が苦しくなる。
理由は一目瞭然。お店の予約はどんどん埋まっていくからだ。その結果、どの店に電話しても「そのお時間はご予約でいっぱいですね~...次のお席は早くて21:30からです」とか言われるのである。更に、参加者からは「まだ決まってないの?」というプレッシャー攻撃が加わってくる。ぐふ。
できるだけ”面倒くさい”を避けていくために
あまりにも面倒くさがりだと、タスクはどんどん溜まっていく。
後回し癖を直していくには、その小さな”嫌”と向き合っていくのだ。
その小さな嫌達は、往々にして過去の嫌な体験や経験に基づいている。きっかけとなった出来事があるはずだが、当時のリアルな体験を100%だとすると、それが記憶となったときに70%ほどのリアル感となり抽象化され、更にどんどん抽象化されていく。
そして自分の中にぼんやりと嫌なものとして存在し、それが面倒くさいに繋がっている。
だが、面倒くさいと思ったときに、何が嫌なのか、を自分と向き合ってみる。
そしてしっかりと向き合ってみたら、嫌な事を避けるよりは改善に向けた行動をした方が良いことが分かる。お店選びの件で言えば、すぐに自分なりに最高と思える店を全力で選べば良いのだ。ポイントはすぐ動くことだ。
こうして自分の”癖”に気付いていくことで、習慣を改めていくこともできる。
結局、自分と向き合うことに繋がる
”面倒くさい”という抽象的な言い回しのままで放置するのではなくて、何で面倒くさいと思っているのか、何で嫌なのかということに積極的に向き合っていく。
そうすることで自分自身が成長できるし、より人生を充実させていける。
出来ることなら、どんどん積極的に自分と向き合っていきたいものです。
図解「めんどくさい」をスッキリ消す技術 (仕事、家事、人間関係がすべて楽になる!)
- 作者: 奥田弘美
- 出版社/メーカー: マキノ出版
- 発売日: 2016/09/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る