不明確なものをどんどん明確にしていくこと。
こんばんわ。ゆーさんです。
不明確なものを明確にしていくこと。曖昧なものを具体化していくこと。これはすごく大事です。日常のあらゆる場面で役に立つテクニックになる。
曖昧なものは認識できない。
曖昧なものは所詮あいまい。人はピンボケのものなんて完全にはっきりと認識できない。「美味しそうなスパゲッティ」と言われるか、「石川県の魚介をふんだんに使った絶品アラビアータ」と言われるか、どっちがインパクト強いかといえば当然後者になる。
「美味しそうなスパゲッティ」とか「良さそうな内容」とか「大体あそこらへん」とか「10~20人くらい」とか、ざっくりした情報は所詮ざっくりしてるから、たいして記憶に残らないし、そっから先に進めなくて思考停止になる原因にもなる。だから日常的に「具体化」を意識していると、物事がスムーズに進んだりする。僕の周りの仕事ができる人は、この具体化を即座に行う能力に長けている。
具体化できる力はとても大切。
どこかに行こうとするとき、例えばそれが日本国内で、目的地が「九州!」となっていればどうだろうか。”九州ってどの県だよ。場所によって新幹線で行くか飛行機で行くか船で行くか、時間も費用も変わってくるよ。”という話になる。これを、「博多駅のミスタードーナツ」と設定すれば、ものすごく明確になる。
実際、このような曖昧な目標設定や会話は日常的に行われている。のんびり暮らしたり、自由に生きるというような世界であればここまで気にする必要もないが、仕事上では非常に大事なポイントとなってくる。曖昧ということはそこに至るまでの選択肢が無限に増えてしまうことになる。人間は選択肢が多ければ多いほど迷うし行動力は削がれていく。だから、明確化/具体化がもたらす効果は非常に大きい。
悩みや不安も具体化のプロセスで解消していく
漠然とした不安を感じている時や悩みがあるとき、それを具体化して明確に見ていけば、感情的なストレスは解消されていく。不安というものは自分の心配事や懸念点があいまいな状態で放置されてることで、どんどん増殖してしまうからだ。
まとめ
もちろん、テクニック的に曖昧さが大事な時もある。逆にストレスフリーの為に曖昧さが必要な時もある。ただ、曖昧が原因で無駄な労力がかかったりトラブルにつながることの方が多いのではないかと思います。
僕自身、ものごとを曖昧にしておく性格だったが、それをやめて具体化に重きを置いてからの方が、何事もスムーズにいくようになりました。以下の過去記事もご参照ください!